プロバイダ責任制限法

サイト運営の立場や、利用者の立場で有用な法律なので紹介する。 誹謗中傷、名誉毀損やプライバシー侵害など、発信されたら困ることを解決する法律である。 法律の名称は「プロバイダ」だが、実際はWebサイトの管理者全般が対象。非営利でも対象。

具体例

例えば、どこかのサイトで匿名の誰かに事実ではない中傷をされたとする。（この勉強会は良くないことをしている等、権利を侵害する書き込み） そういったときに、サイトの管理者に対して「発信者情報開示請求」を行いIPアドレスや発信者の名前や住所を開示するように要求できる。 削除要請で済むならそれも可能。

これが正当な要求であればサイトの管理者は開示しなければならないし、応じなければ裁判で解決することになる。 この請求は事件性がない限り、警察や弁護士に頼る必要はない。

参考までに

この法律は情報セキュリティ管理士というマイナー資格では学習が必要だった。