NW構成図を描くときに気にしていること
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ポイント
見やすさ至上主義
- 何を見せたいか
- 図の目的を明確にする
- セオリーに縛られない
- 変な制約をつけて図がまとまらなくならないようにする(こんなことは普通しないよと言われてもあまり気にしない)
- 見せたいものが見えるように工夫する
- 目的のために手段は選ばない。工夫しましょう。
- アイコン/ステンシルは最大限活用する
- あるものを使って効率化!
何を見せたいか
図で何を表現したいのかを明確にすることが大事。
目的によって描き方もレイアウトも変わる。
セオリーに縛られない
物理・論理は分けましょう、階層モデルで分けましょうとよくききますが、仮想化技術が出てきたあたりからきれいに分けることができなくなってきました。
無理に分けようとすると破綻するのであまり意識しなくて良いです。
色も3色くらいで抑えてシンプルにすることが望ましいと言われますが、ここの点もあまり気にせず結果として見やすくなればオーライです。 逆に強烈な色で見せたいところを強調するというのもテクです。
今後の書き足しのため、画面全体をみっちり埋め尽くすことはよくありませんでしたが、昨今は電子データで見ることが基本となるのであまり気にしなくてよいです。
見せたいものが見えるように工夫する
見やすい図に仕上がっても、見せたいものが見えなければその図には価値がありません。
物理構成図と言いながら、物理についてまったく読み取ることが出来ない図は意味がありません。
仮想化技術が進んできているので、情報が多すぎてしまい一体何をメインとした図なのか読み取れないものが生産されることは多々あります。
情報過多は見づらさを助長するので、不要な情報はバッサリと切り捨てましょう。
アイコン/ステンシルは最大限活用する
各メーカーで公式のアイコンを用意しているので最大限活用しましょう。
また、一般的に「この記号はこれを意味するよね」というデザインがあるので、公式アイコンが見つからないなーと必至に探すよりも自分でちゃちゃっと作ったほうが早い場合もあります。
事例
結線
結線図をかくときに効果的な手法で
- 始点終点を明確にする
- 線の色を用途ごとに分ける
- 線の色+位置を変える
- 重ねない
- 光彩の効果を使う
が挙げられます。
オブジェクトの配置
オブジェクトをプロットするときは位置を揃える、サイズを揃えるが重要です。
これをやるだけで図の見た目がかなりすっきりとまとまりが出ます。