FreeNASとは

FreeNASとは

FreeNASは、NAS構成するためのOSS(オープンソースソフトウェア)です。運営はiX Systems 
NASとは、Network Attached Storageの略で、ネットワーク上に複数のクライアントコンピュータから接続できるファイルサーバ機能を持ったコンピュータを指します。

FreeNASは、FreeBSDを元に構成されており、執筆現在(2018年06月27日)のFreeNAS11.1-U5ではFreeBSD 11.1-STABLEをベースとしています。
Linuxとは異なるため、若干の操作感の違いはありつつも、LinuxなどのUNIX系OSに普段から触れている方であれば、トラブルシューティングや一部カスタマイズが可能です。

FreeNASの特徴

  • SMB/NFS/iSCSI/AFP/WebDavなどの多くのプロトコルに対応した強力なファイル共有機能
  • ほぼすべての操作を簡単に行えるWebインターフェイス
  • ZFS採用による、データ整合性、ソフトウェアRAIDや重複排除、スナップショット機能
  • 一般的なメール・SNMPに加え、AWS-SNSやSlack、InfluxDBなどの多くの外部サービスへの通知機能
  • USBメモリへインストール可能なブートイメージの小ささ
  • ディレクトリサービスを利用したユーザ管理機能
  • プラグインをインストールし、メディアストリーミングや自動バックアップなど、強力な拡張性
  • 仮想マシンをインストールでき、NASを超えたNASとしての利用

参考: FreeNAS - Features 

ハードウェア要件

基本要件

ハードウェア要件
CPU64ビットプロセッサ
RAM8GB(最低)
Disk (ブート)SSD/USBメモリなど

推奨要件

ハードウェア要件
CPUIntel 64ビット マルチコアプロセッサ
RAM8GB + 1GB/ディスク1TB
Disk (ブート)8GB以上のSSDまたはUSBメモリ
ネットワークIntelまたはChelsioの1Gbps Ethernetまたは10Gbps Ethernet

ユーザの規模によってスケールアップが必要になります。 詳細は以下のリンク先を御覧ください。

参考: FreeNAS - Hardware Require 

ライセンス

FreeNASはクリエイティブ・コモンズ・ライセンスです。

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