信頼性

システムの評価指標 RASIS のR

(Reliability) 狭義では、システムやシステムが取り扱う情報が壊れないこと、障害が発生しないこと。 広義では、RASISの要素全てを合わせて信頼性と呼ぶことがある。

###信頼性を高める技術の例

  • 無停電電源装置(UPS) 停電や断線といった突然の電源トラブル時に、バッテリーに蓄電した電力を使ってサーバーを継続稼働させる装置。 一定時間が経過すると、サーバーを自動的にシャットダウンするといった機能を搭載しているものもある。
  • RAID6 RAIDの中で、「耐障害性」に優れたもの。HDD4本構成で、2本故障しても継続動作可能。 2本のHDDにブロック単位のパリティ(=誤り訂正補正)を分散して格納する。ディスクの使用効率は悪い。 (故障条件によっては復旧不可能な場合があるので、バックアップも重要)